S20 最終262位 全てはヨのため、人のため

f:id:FlatPoke2023:20240730235009p:image

こんにちは、ふらっとです。今回は自己最高順位を更新することができたので記念に構築記事を書きました。私自身の思考の整理のためにシーズン中に書き溜めたものを下敷きにしているので、読み苦しい箇所もあるかとは思いますが、ご了承ください。

 

 

【構築経緯】

ポケモンSVにおいて環境のトップにたってきたポケモンの共通点として、型の匿名性の高さというものがあげられる。レギュGも3ヶ月たち、各禁伝の主要な型がある程度定まってきた中、最も匿名性が高い禁伝は誰かと考えたところ、黒バドレックスに白羽の矢が立った。

黒バドを軸に据えた際、次の4つの弱点を克服する必要があった。

①(他の禁伝と比較した時の)耐久力の低さ

②初動の火力不足

③どこからくるかわからないノーマルテラスタル

④ミラーとの同速勝負

まず①耐久力の低さだが、これは黒バドを鬼火瞑想型で使うことで解決できると考えた。しかし、鬼火瞑想黒バドは積める状況をつくるために耐久にふる必要があるので、ますます②初動の火力不足が目立ち、また命中不安技である鬼火を外した際に即負けに繋がる危険性があった。

それらの問題を解決するためにアシッドボムを覚えたキラフロルを採用した。キラフロルにより特殊ポケモンが選出されやすくなることで鬼火をうつ回数を減らすとともに、アシッドボムで相手の特防を2段階下げることで、黒のいななきを発動しやすくした。

次に③ノーマルテラス問題だが、黒バドの裏に強い格闘タイプのポケモンを置き、ノーマルテラスを切られたら裏のポケモンがアドをとれるようにして解決することにした。そこで、黒バドと相性のいい格闘ポケモンを考えたところ、黒バドめがけてうたれることの多い悪技・ゴースト技を半減以下にできる悪ウーラオスを採用することにした。

残る④ミラーとの同速勝負だが、これは考えてもよくわからなかったため、とりあえず他の枠をうめてランクマに潜り、一番つらい展開を真似ることにした。

ここまでで厳しい相手として、炎テラスをきられて黒バドの鬼火が効かない可能性が高く且つSを上げて上から殴ってくるコライドンと、キラフロル・悪ウーラオスが不利をとるザシアン、スカーフしおふきをうたれるだけでかなり荒らされるカイオーガの3体の禁伝があげられる。そこで、これらのポケモンをまとめて相手するために炎テラスグラスシードゴリランダーを採用した。

また、トリル展開や受け回し系の構築も重かったので、自分より遅いポケモンに対して無類の強さをほこるイカサマダイスキノガッサも採用した。

ここまでで決まった黒バド・キラフロル・悪ウーラオス・ゴリランダー・キノガッサの5体に無難に強そうなカイリューを加えてランクマに潜り、④黒バドミラーの解決策を探ったところ、壁展開が突破しづらく、またパオジアンの3割を拒否できなかったため、パオジアンに強い顔ができ、両壁を張ることができるひかりのねんどアシレーヌを最後に採用して構築が完成した。(パオジアンに強い壁張りポケモンだとアローラキュウコンも候補に上がったが、既に決まっている黒バド、キラフロル、ゴリランダーがハッサムに微不利をとるため、不採用となった。)

 

 

【レンタル構築】

今月中はレンタル出しておきます

f:id:FlatPoke2023:20240730233542j:image

(育成用ロムでレンタルを発行しているのでTNが違います)

 

 

【個体紹介】

(ポケソルテキストを使用しています)

黒バドレックス

f:id:FlatPoke2023:20240728224953j:image

バドレックス(黒馬) @ オボンのみ
テラスタイプ: フェアリー
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
194(148)-81-101(4)-198(100)-121(4)-222(252) *A0
アストラルビット / ドレインキッス / おにび / めいそう

調整:S 最速
   C 11n
        HD C特化イーユイのオーバーヒート乱数6.25%

 

黒バドをみるためにイーユイを選出されることが多かったため、イーユイを意識した耐久調整にした。

自身の鬼火瞑想やアシレーヌの壁でのサポートにより耐久を上げ、全抜きを狙っていく。一度展開できればなかなか止まらないため、いかにこのポケモンを通すかが重要になる。

命中不安の鬼火を採用している以上不安定さは否めないが、カイリューのマルチスケイルを剥がしたり、パオジアンの襷を潰したりと、代替不可な役割を持っていた。

 

キラフロル

f:id:FlatPoke2023:20240728225012j:image

キラフロル @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: じめん
特性: どくげしょう
性格: ひかえめ
181(180)-67-111(4)-176(76)-132(244)-107(4)
アシッドボム / パワージェム / エナジーボール / だいちのちから

調整:C11n
   D11n
        余りH(HD C特化ミライドンの流星群、最高乱数切り2耐え)

 

環境に多く、初手に出されやすいミライドンをみるため地面テラス且つDに厚く努力値を割いている。

選出圧力が非常に高く、構築に入れておくだけで再現性のある試合運びがしやすくなる最高のポケモン。このポケモンを構築に入れておくと相手の行動が読みやすくなり、構築が組みやすくなる。最終的には初手にアシレーヌをおくことが多く、選出する機会が減ってしまったが、その選出圧力から解雇するという選択肢は生まれなかった。

フロル黒バドの並びだとキラフロルは襷かレッドカードが一般的であるため、チョッキが警戒されにくく、初手にくるハバタクカミが挑発からはいってくることも多かったので、無償で1ターンを作り出すことができた。そうした型の匿名性もこのポケモンの魅力である。

 

悪ウーラオス

f:id:FlatPoke2023:20240728225033j:image

ウーラオス(一撃) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ステラ
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
175-200(252)-121(4)-74-80-149(252)
あんこくきょうだ / ドレインパンチ / ふいうち / つるぎのまい

調整:ASぶっぱ

 

黒バドの前でノーマルテラスをしてきた相手にアドバンテージをとるために、デメリットのあるインファイトではなく、ドレインパンチを採用した。

しかしそうすると対テラパゴス等を考えた時に火力不足を感じたため、ステラテラスで火力を増強している。

水ウーラオスとの差別化点としては、先制技の火力が高いこと(A+2ステラ不意打ちで耐久無振りミライドンが確定1発くらいの火力)、ミライドン軸・コライドン軸にも臆することなく選出できること、黒バドをメタモンにコピーされた時に切り返しができることなどがあげられる。

水ウーラオスより対パオジアン性能は下がってしまうが、黒バドの鬼火やアシレーヌの壁でサポートすることで氷柱落としで一回怯んだら即負けに繋がる展開はさけることができた。

耐久ポケモンにフェアリーテラスされると何もできないが、よくフェアリータイプになってくるディンルーは、レギュFまでと比べて特防に厚くなり相対的に防御が柔らかくなったため、キラフロルの毒と合わせてゴリ押せる展開も少なくなかった。

また、構築にキノガッサがいることで襷が読まれにくく、相手に型の誤認をさせて隙をつくることもできた。

レギュGになってからめっきり見なくなったポケモンだが、元々高スペックであるためもう少し評価されてもいいポケモンだと思う。(選出率も7割を超えているほどには信用していたし、最終戦も圧倒的に不利な状況からこのポケモンが3タテしてくれた。)

 

ゴリランダー

f:id:FlatPoke2023:20240728225225j:image

ゴリランダー @ グラスシード
テラスタイプ: ほのお
特性: グラスメイカ
性格: いじっぱり
193(140)-176(116)-142(252)-72-90-105
グラススライダー / 10まんばりき / アクロバット / つるぎのまい

調整:H16n+1
   A11n
        Bぶっぱ(HB A特化A+1ザシアンの巨獣斬×2 フィールド回復込み乱数4.68%)

 

3タテ量産機。グラスシードでBアップしたゴリランダーはコライドンやザシアンですら剣の舞の起点にできるほど硬く、且つ先制技のおかげで高い対面性能を誇っていた。

また、キラフロルをみて出てくる毒タイプに10万馬力が、キノガッサをみて選出される草タイプ・草テラスに対してはアクロバットがあることで強く出ることができ、そうした点でも本構築と噛み合っていた。

特殊禁伝を広く浅くみれる突撃チョッキ型と違い交代するとパワーが落ちてしまうため、グラススライダーが先制で打てる5ターン以内に決着をつける必要はあるが、コライドンやザシアンの前で剣の舞を積んでから10万馬力で倒し、裏にいることの多いハバタクカミをグラススライダー圏内に入れる動きが強力だった。

 

 

キノガッサ

f:id:FlatPoke2023:20240728225258j:image

キノガッサ @ いかさまダイス
テラスタイプ: ほのお
特性: テクニシャン
性格: いじっぱり
149(108)-200(252)-119(148)-72-80-90
タネマシンガン / マッハパンチ / キノコのほうし / つるぎのまい

調整:A 特化
   HB テラス後A特化ホウオウの地震乱数6.25%

 

受け崩し担当。A+2タネマシンガン5回命中で、H振りオボンのみ白バドレックスを99%落とせるほどの火力がでる。HBヘイラッシャも乱数次第では1ターンで落とせる。この火力があるため、今期は一回もTODにならず、サクサク試合を進めることができた。

他の受け崩しポケモンとして代表的なゴチルゼルや原種ガチグマとの差別化点としては、連続技による対グライオン性能の高さと先制技があることで裏のポケモンにも負荷をかけられることにある。今期特に増えていたグライオンも守るや身代わりのターンに合わせて剣の舞を積めばタネマシンガンで身代わりを貫通して迅速に処理することができる。

しかし、禁伝の受けポケモンであるホウオウ、ムゲンダイナにはタイプ上打点がないため、これらのポケモンに対してはキラフロルを上手く使ってテラスを切らせる必要がある。

ホウオウを意識してテラス炎+HAB振りにしていたが、終盤ほとんど当たらなかったため、ムゲンダイナ意識の鋼テラスでもよかった気がする。

 

アシレーヌ

f:id:FlatPoke2023:20240731210906j:image

アシレーヌ @ ひかりのねんど
テラスタイプ: じめん
特性: げきりゅう
性格: ずぶとい
187(252)-84-138(252)-146-137(4)-80
ミストバースト / アンコール / リフレクター / ひかりのかべ

調整:HBぶっぱ

 

アシレーヌを倒そうとしてくるポケモンが毒技か電気技で攻めてくることが多かったため両方を半減以下にできる地面テラスにしたが、一度もテラスをきらなかった。

対黒バド軸用に補完枠として採用したが、汎用性が高くかなり多くの試合で選出していた。

Sが遅いため両壁張れないことも多いが、構築の組み方として元々壁を前提にした構築ではないため、あまり問題はなかった。

 

 

【選出例】

・対黒バド

 アシレーヌ+黒バド+悪ウーラオス

・対ミライドン

 キラフロル+黒バド+悪ウーラオス

・対コライドン

 アシレーヌ+ゴリランダー+悪ウーラオスorキノガッサ(ヘイラッシャやグライオンが選出されそうな場合)

・対ザシアン

 アシレーヌ+黒バド+ゴリランダー

・対テラパゴス

 アシレーヌキノガッサ+悪ウーラオス

・対受け系統

 キラフロル+キノガッサ+@1

 

 

【重いポケモン

ルナアーラ

エルフーン

モロバレル

 

【あとがき】

今期は序盤から黒バド軸で戦っていたが、A個体値最高の個体しか持っていなかったため、最終日まで使うかどうかは決めかねていた。

しかし7/13にリア友のすんみさん(@sunmi_tamaran )が開催した仲間大会、たまらん杯で幸いなことに優勝し、景品としてA0バドレックスをいただくことができた。

いただいたバドレックスと共に自己最高順位を更新することができて嬉しいかぎりである。