
こんにちは、ふらっとです。
最終2桁の記念に記事を書きました。
前期の構築の使用感が良く、ベースはそのまま前期の構築をブラッシュアップしたものになりますので、こちらの記事も併せて読んでいただけると幸いです。
【レンタル】

【構築経緯】
先に書いたように前期の構築の使用感がよかったため、何が強かったのか分析することにした。
前期の構築

ステルスロック+黒バドレックスの並び
テツノワダチでステルスロックを撒いて黒バドを通すというのが構築の軸だが、まずこのステルスロックという技が偉かった。
黒バドが環境トップクラスのポケモンであることは疑いがなく、それが故にあちこちにメタがはられている。そのため、環境にいる数多のポケモンが黒バドのアストラルビットを耐えられるように調整されている(実際私の構築に入っているテツノワダチやゴリランダーも臆病黒バドのアストラルビットを最高乱数切り耐えするHDに調整している)。
しかし、ステルスロックを事前に撒いておくことで相手に微量でもダメージをいれておけば、その耐久調整を崩すことができ、黒バドをスムーズに通すことができた。
レギュGにおける定数ダメージ
レギュGというと1体だけ使える禁伝ポケモンに注目が集まりがちだが、シングルバトルは相手3体と戦うルールであるため、少なくとも3分の2は一般ポケモンである。さらに言えば、構築単位で考えると6分の5は一般ポケモンなので、当然この一般ポケモンにも戦えないと、対戦に勝つことはできない。
では、この環境でどういう一般ポケモンが採用されやすいかというと、禁伝の上から殴れるとにかく速いやつ(パオジアンやハバタクカミなど)か、禁伝の攻撃を耐えることができるとにかく堅いやつ(ディンルーやヘイラッシャなど)かである。(もちろんパングロウーラオスや炎オーガポンなど例外もいるが)
速いやつに関しては基本やわらかいため、先述のようにステルスロックにより定数ダメージをいれておけば、簡単に相手の耐久調整を崩すことができる。
問題は堅いやつの方で、こちらは真っ向から殴ってもなかなか勝てない。そこで役に立つのが定数ダメージである。定数ダメージであれば相手がいくら堅かろうと一定のダメージを与えることができるため、再現性のある崩しを行うことができる。前期の構築で言えば、テツノワダチのがむしゃらとキノガッサのやどりぎのタネがこの役目を担っており、初手に来たポケモンをがむしゃらで強引にHPミリまで削り、裏の黒バドの起点にしたり、黒バドを止めにきた受けポケモンをキノガッサのやどりぎのタネで突破もしくは黒バド圏内に入れる動きが強かった。
高火力で上から動く
レギュGは、ハバタクカミのムンフォのCダウンや電磁波による痺れ、パオジアンのつらら落としによる怯みや絶対零度、耐久ポケモンによる試行回数を稼いだ一撃必殺技など拒否しにくい運要素がつきまとうルールではある。よくこれらの要素(特に一撃必殺技)に関するお怒りのポストをXで見かけるが、何故怒っているのかといえば、その運要素によって負けた、もしくは窮地に追い込まれたからであろう。であれば、自分で使うかどうかは置いといて、それらの運要素が絡む技が強いことは認めなくてはならず、使い手がいなくなることもないだろう。そのため、運負けしたくないのであれば構築、あるいはプレイングで工夫するしかない。
運負けを減らすうえで最も大事なことは相手の試行回数を減らすことである。私の構築の場合、S上昇したテツノワダチや環境最速の黒バドレックスを使い上から行動することで被弾回数を減らしているだけでなく、カイリューやゴリランダーも高火力の先制技で相手を倒せるようにしており、対戦を通して被弾回数がかなり少なくなり、運負けする確率を減らせている。(被弾回数が少ない構築はそもそも1戦にかかる時間も少ないため対戦数を稼ぐことができ、仮に運負けしてもすぐ次の対戦に行きレートを取り戻すことができる)
黒バドレックスが環境最速のポケモンであるため上から殴って倒すのがなかなか難しく、ディンルーなどの高耐久のポケモンで受けようとしてくる相手が非常に多いが、そこに対してキノガッサが無類の強さを誇っている。
ポガッサは一度やどみがの態勢を整えることができればなかなか突破されないが、なにぶん種族値が低く、様々な攻撃で一撃でやられてしまうため、なるべく自分より素早さの低いポケモンを起点にしたいポケモンである。
黒バドレックスがキノガッサの起点となるような受けポケモンをよんでくれたため、相手を一方的に嵌められた対戦も少なくはなかった。
S28におけるアップデート
以上がS27の構築の強みの分析だが、逆にS27の構築の中で一番の欠陥はオオニューラにあると感じた。オオニューラの役割としては初手に出てくるウーラオスを狩ることと相手の展開を阻害することであるが、初手に想定したポケモンが来なかったときに腐ることが多々あった。そのため、オオニューラの枠を別のポケモンに替える必要があった。
オオニューラに求めていた対ウーラオス性能や展開阻害性能がありつつ、上記のようなこの構築の強みにフィットするポケモンがいないかと探したところ、環境に一定数いるゴツメのろいミミッキュがその条件に該当するのではないかと考えた。
まずミミッキュはタイプ上ウーラオスに強いし、のろいによる定数ダメージにより相手の展開を阻害する能力もある。さらに、のろいの定数ダメージは誰に対しても平等にはいるため、仮に想定していないポケモンがミミッキュと対面しても黒バドの攻撃圏内に押し込むという仕事ができる。そのためオオニューラよりも安定して仕事ができると感じ、オオニューラの枠をミミッキュへと変更した。
これにて構築の補完枠がいい感じにミミガッサという並びを形成したわけだが、その内実は素直に殴らない、相手を妨害することに特化したいやらしいミミガッサになってしまった。
【個体紹介】
バドレックス(こくばじょうのすがた)

バドレックス(黒馬) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ステラ
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
175-81-101(4)-217(252)-120-222(252) *A0
アストラルビット / サイコショック / くさむすび / アンコール
CSぶっぱ
すいりゅうれんだの乱数を鑑みて端数はB
禁伝枠。
速くて高火力で補助技も豊富なお馬さん。しかし、他の禁伝と比較した際、耐久が低く、初動の火力も微妙に足りないといった欠点もある。
そのため、耐久不足は襷で補い、火力不足は初手のテツノワダチやミミッキュで事前に削っておくことや、ステラテラスで補っている。
メタが激しく不意のノーマルテラスにやられがちのポケモンであるため、不用意にアストラルビットを打つのではなく、きちんとダメージ計算してサイコショックや草結びで落とせるか確認することが肝要(ノマテラに怯えすぎて変な技選択をして負けるのもしょうもないので無駄に読むのではなく、あくまでもショックや結びでも倒せるという時にそちらを選択するということが大事)。
テツノワダチ

テツノワダチ @ ブーストエナジー
テラスタイプ: ノーマル
特性: クォークチャージ
性格: ようき
189(188)-143(84)-141(4)-82-92(12)-169(220)
じしん / はたきおとす / がむしゃら / ステルスロック
よくいる調整がSラインを最速イーユイ抜き(実数値168)にしていたため、ミラー意識でS+1
初手の起点作成役。
電磁波が効かず、パオジアンより速く、一撃必殺もほぼ打たれないためストレスフリーに使うことができる。
S27の時はこのSラインで充分だったが、S28では何回か同速勝負になることがあったため、Aを削ってSに回してもいいかもしれない(主な削りの手段ががむしゃらであるため、Aはあまり重要ではない)。
カイリュー

カイリュー @ いかさまダイス
テラスタイプ: じめん
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
185(148)-204(252)-116(4)-108-121(4)-113(100)
スケイルショット / じしん / しんそく / りゅうのまい
A特化
S +1で最速イーユイ抜き抜き
+2で最速黒バドを余裕をもって抜ける
+3で準速スカーフ135族抜き
HB A特化こだわり鉢巻ウーラオスのアイススピナーを最高乱数切り耐え
主に対特殊禁伝に出すエース。
このポケモンだけS27の時から調整を変えている。S27の時は無振りウーラオス抜かれだったが、いろいろと考えているうちにウーラオスに抜かれてさえいれば、スケイルショットのBダウン後に氷技で飛ばされる危険性はないため、もっとSを落として耐久に回してもいいことに気がついた。
そこでSラインを見直したところ、S実数値が112あればS+2で最速黒バドを抜けるため、ここが最低ラインだと考えた。しかし、S112だとS+3した時にミライドンやコライドンの準速スカーフ勢と同速になってしまうため、S実数値を1上げてこのような調整になった。
地面テラスがミライドンに強いのはもちろんだが、地震の火力を上げることで取り巻きのハッサムにも強くなるのが偉かった。
ゴリランダー

ゴリランダー @ グラスシード
テラスタイプ: ほのお
特性: グラスメイカー
性格: いじっぱり
193(140)-176(116)-142(252)-72-90-105
グラススライダー / アクロバット / 10まんばりき / つるぎのまい
H16n+1(グラスフィールドの回復効率を意識)
Bぶっぱ(HB B+1時、A特化A+1ザシアンの巨獣斬2発フィールド回復込み乱数4.68%)
HD 臆病黒バドのアストラルビット最高乱数切り耐え
余りA(11n)
主に物理禁伝に出すエース。
コライドンのフレアドライブ、ザシアンの巨獣斬、白バドのブリザードランスと、環境にいる物理禁伝のメイン技は全て炎タイプで半減できるため、Bの高いポケモンで炎テラスを切ることで物理禁伝全般と打ち合っていくことができる。
Bが高く炎テラスして物理禁伝を受けるポケモンとしては暁ガチグマがメジャーであるが、ガチグマとの差別化としては高火力の先制技を打つことで、裏ごと貫ける点にある(コライドンの前で剣舞を積んで、裏のハバタクカミをグラススライダーで飛ばすというような展開が少なくなかった)。
この構築のような対面構築の場合、特定の禁伝に強いだけでなく、その取り巻きにまで強くないと相手にサイクルを回されてジリ貧になってしまうため、メタをはるときはよく一緒に採用されているポケモンにまで強いことが肝要だと思う。
ミミッキュ

ミミッキュ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ステラ
特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
131(4)-156(252)-132(252)-63-125-116
じゃれつく / かげうち / のろい / こらえる
ABぶっぱ
補完枠。定数ダメージの鬼。
テツノワダチを出しにくい時(初手にウーラオスが来そうな時や、コライドン軸・カイオーガ軸など)にワダチの代わりに初手に出す。
化けの皮を貫通してくる連続技や炎オーガポンの攻撃はどれも物理技なため、努力値はAB振り。テラスは400戦くらい潜って一度も使用していないため何でもいい。
先述のようにレギュG環境において定数ダメージの存在は偉く、のろいとゴツゴツメットでどんな堅いポケモンでも削れるのが強かったし、化けの皮のおかげでとりあえず初手に投げておけば何も仕事せずに倒されるということがほぼないところが頼もしかった。
キノガッサ

キノガッサ @ どくどくだま
テラスタイプ: ノーマル
特性: ポイズンヒール
性格: わんぱく
161(204)-151(4)-121(76)-72-81(4)-118(220)
からげんき / キノコのほうし / みがわり / やどりぎのタネ
H8n+1(ポイズンヒールの回復効率意識)
HB 無振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが確定耐え
メタモンにコピーされた時に空元気を身代わりが確定耐え
余りS(無振りウーラオス抜き程度)
補完枠。受けを嵌める。
前期は基本受け系の禁伝にしか出してなかったが、黒バド+ポガッサの並びが強いことに気づき、今期は積極的に選出していた。
黒バドがよぶディンルーに対して後投げしてやどみがの起点にする動きが非常に強く、さらに相手がやどりぎのタネを解除しようとして交代する動きに対してステルスロックが刺さるため、この構築と非常に相性がよかった。
あと黒バドがよぶメタモンに対してもこのポケモンが強い。黒バドがコピーされた時はノーマルテラスで切り返せるし、このポケモンがメタモンにコピーされた時は相手のメタモンの空元気の火力はこちらの空元気の火力の2分の1しかない(状態異常になってないから)ためメタモンの攻撃ではキノガッサの身代わりを割ることができない。
最終戦では黒バド軸に対してこのポケモンを選出してカビゴンを突破した後、黒バドの前でノーマルテラスをきり降参をもらったため、初の最終2桁の立役者は間違いなくこのポケモンである。
【基本選出】
・対ミライドンや、選出に困ったとき
テツノワダチ+黒バド+カイリュー
・対物理禁伝や、対黒バド軸
テツノワダチ+黒バド+ゴリランダー
・対受け系の禁伝
テツノワダチ+黒バド+キノガッサ
テツノワダチの代わりにミミッキュを出す場合
・対コライドンや対カイオーガなどテツノワダチが出オチする可能性が高いとき
・相手が初手にウーラオスを出してくる波動を感じたとき
相手がディンルーやカビゴン、キョジオーンなどで黒バドを受けようとしているとき
→テツノワダチ+黒バド+キノガッサ
黒バドで3タテするのが理想だが、長く続くレギュG環境で相手も対黒バドには慣れているためなかなかそう上手くはいかず、基本的にはワダチやミミッキュで起点を作り、黒バドで荒らして、真のエースであるカイリューやゴリランダー、キノガッサで詰めるという試合展開になることが多い。
【あとがたり】
途中何回もレートを溶かして心が折れそうになったり、構築が弱いのかと疑心暗鬼にかられることがありましたが、ランクマに潜ってる際に何回か私の前期のレンパや明らかにそれを参考にした構築とあたり、自信を取り戻してました。参考にしていただいた方々には感謝してもしきれません。
この構築に関する質問はいつでも受け付けておりますので、お気軽にX(@FlatPoke2023)までDMしてください。